これからベースを始める人、新しいベースを考えている人向け ショートスケールのいいところ・気になるところ

ギターベース改造

みなさん、楽器は何を使っていますか?
私は現在、ハードオフでジャンク品になっていたヒストリーのジャズベを使っております。

最初に買った時は、とにかくベースを改造したい!という一心で購入しました。
買った後に気づいたのですが、こちらはいわゆるショートスケールのベース。

ずっとギター弾きだった私にとってショートスケールは手に馴染みやすく、違和感なく使えるのですが、このベースを1年くらい自宅やライブで弾き込んで感じた、ショートスケールならではのよいところ・気になる点を今日はご紹介します。

まずは普通のベースとショートスケールの違い

一般的にネックの長さ(弦長)が30インチ=約76cmのものを「ショートスケール」と呼ぶそうです。通常のロングスケールは34インチ。
そのため、フレット数も21フレットくらいまでとなっています。

ショートスケールベースのメリット

1. 圧倒的な弾きやすさと取り回しの良さ

  • フレットの間隔が狭い: ローポジション(1〜5フレット付近)でも指を無理に広げる必要がないため、手が小さめの方や指のストレッチが苦手な方でも楽に弾けると思います。割とギター感覚で弾けちゃいます。
  • とにかく軽い: ネックが短い分、ボディも小ぶりに設計されていることが多く、全体の重量が軽め。スタジオへの移動でなるべく荷物を軽くしたい私にとって、これはとてもありがたい・・・スタジオに持ってくのも長時間の練習もとにかく楽(ヘッドレスベースにすればもっと軽くなると思いますがまだ見た目の魅力に気づけてない)
  • ギターからの持ち替えがスムーズ: ギタリストが宅録や気分転換でベースを弾く際、ロングスケールほど「別の楽器感」を覚えず、違和感少なく弾けちゃいます。

2. 太くマイルドな独特のサウンド(低音のいなせな響き)

  • ふくよかな中低音: 弦のテンション(張力)が緩くなるため、高音が少し丸くなり、ふくよかでモコッとした温かみのあるヴィンテージライクな低音が出ると言われています。
    確かにジャズベ独特のパキッとした高音はあまり前に出ず、スタジオで「プレべみたいな音だね」と言われることも。(私の音作りに問題があるだけかもしれませんが笑)


ショートスケールベースのデメリット

1. 弦の張りが緩い(テンション感が弱い)

  • 音がボヤけやすい: ジャズベでバキバキスラップしたい方にはあまりおすすめできないかもしれません。弦の張りが緩いため、スラップ奏法で「バキッ」とした鋭い音を出したい場合や、速いパッセージを輪郭くっきり弾きたい場合には、少し物足りなく感じる傾向があります。

2. ダウンチューニングに弱い

  • ドロップDなどが厳しい: もともと弦の張りが緩いので、そこからさらにチューニングを下げると弦がベロベロになり、まともな音が出なくなったりフレットビビりの原因になります。ヘヴィな楽曲にはあまり向きません。

3. ハイフレットのフレット数が足りない場面がある

セッションでソロを弾いている時にテンションが上がって「高い音で弾きたい!」となっても、フレット数に制限があるため最高音に限界があります。
ただ、ベースでそこまで高いポジションを使う場面は少ないので、ソロを弾かない方や高音域をあまり使わない方にとってはデメリットにならないかもしれません。

※ 私はよくセッションで高音でピロピロ弾きたくなるので(ベースなのに)時々物足りなさやソロの幅の限界を感じます

💡 迷ったときの考え方のポイント

こんな人におすすめ


「手への負担を減らして楽しく弾きたい」「軽いベースが使いたいけど、ヘッドレスよりもザ・ベースらしい見た目がいい」「宅録で手軽にベーストラックを録りたい」という方に向いています。

ロングスケール(通常)の方が向いている人

「スラップやファンクなど、輪郭のハッキリしたアタック感のある音を出したい」「ドロップDやダウンチューニングを多用するヘヴィな音楽をやりたい」「ピッチの安定感を重視したい」という方にはロングスケールの方が向いている気がします。

また、「将来的に5弦・6弦など多弦ベースへのステップアップを考えている」方にも、最初からロングスケールで指板感覚を慣らしておく方がスムーズかもしれません。

結局のところ、どちらが優れているということはなく、自分のプレイスタイルや体格、やりたい音楽ジャンルに合った方を選ぶのが一番です。ギターを弾いている方でとりあえずベース始めたい!という方はまず選択肢にしてみても良いと思います!

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